鳥海ヒルクライムレース編

鳥海ヒルクライム(矢島カップ
http://www.city.yurihonjo.akita.jp/yashima/roadrace/cycle%20hp/top/roadrace.index.htm

1日目TT: 4位     14分45秒 
2日目HC:1位 1時間25分24秒  (去年から10分短縮)

昨年の1位のタイムからは9分差。去年だったら、この記録では7位なのですよ。今年は上位層の参加が少なかったようでして、タナボタです。歴代優勝記録に残すには遅すぎて距離延びたのか?ってタイムですが、自分的には頑張れたので、ヨシとします。



○1日目T.T.
この大会は、8kmの個人T.T.があります。
エアロヘルメットとかエアロワンピースとかTTバイクとか・・参加者の装備を見るのも楽しい。スタート地点では、クリートはめた状態で、係員が後ろを支えてくれるのです。こんな経験はあまりできないので、慣れていなくてドキドキ。なにしろ、去年はこのスタートでモタついたんだったっけ。
今回は、すんなりスタートできてほっ。20秒おきのスタート。前走者を追いながら、とにかく回す回す。折り返しが、下りきったところでの180度の転回で怖くて減速。
Normalized Power (NP) 199watt  Averaged Power(AP) 182watt
まあ、がんばれたかなあ。4位だけど、1位rosoさんからは8秒差だし。明日がんばろ。


宿まで10kmを、次の日のコースを試走しながら移動。
荷物(参加賞の米1kg含む)背負って重いですが、去年よりも近く感じた。



○2日目HC

マスドスタート。男子50歳以上クラスと同時スタートです。はじめの平地は集団の中でゆっくり進むことに。最初の上りが始まる前には右に抜けることができたので、勢いつけて上っていきます。この時点で前に女子はいない。

脚も回るし調子よく走れます。8kmすぎで、下り開始地点の90度の曲がりで後ろを見る。 すぐ側には女子がいなそう?下りは下ハン持って、前傾で体小さくして飛ばすよ。下りで追いつかれるのは悔しいからがんばります。(当社比)

前半がんばっても後半たれて抜かれるパターンにはなりたくない。出力計見ながら、どんなにたれても150wattは切らないようにがんばる。調子がいいときは、短めの斜度が少し上がった場所(コーナーなど)でギア比回転落とさずに=出力あげて(200wat強)一気に上りきれる。今回もそのパターンでいけた。


給水ポイント。3ヶ所で毎回給水。大きめカップに氷入りの水。量が多いので一部は体にかける。

残り5km。右ふくらはぎの攣り予兆がピクピク始まる。ありゃ。攣るのは常に右だなあ。 攣り予兆がくると、怖くて踏み込めなくなるものですが、左脚の力を意識しながらなんとか踏む。出力はそれほど落ちずに進めそう。残り1kmすぎのカーブ。後ろを見ると女子は見えない。このまま行けそう。残り500m、右足攣った!左足だけで回しはじめる。そのうち右の攣りは引いたので、なんとか進める。あと少しあと少し。なんとかゴールです。


NP:163watt  AP:156watt


美ヶ原から落ち込んでいて、もう戻らないんじゃないかと不安だった調子が、やっと戻ってきた実感があるのがうれしい。抜かれたくないという気持ちがあったから、 最後まで気持ちが負けないで走りきれたのが、良かった。出力も富士HCと同じくらい出せたかなあ。
※鳥海は下りがあるので、Normalized Power(NP) で比較
  NP:0値/急な加減速を含まない走行中出力の平均調整値


心肺の苦しさ状態で言うと、富士HCや栂池の方がきつかったと思う。だから、まだ、もう少しいけたんじゃないだろうか?という気も。鳥海は、下り区間で何度か休んで回復できるからかしら。レースで心拍計をつける習慣がなくって(なんか苦しい気がして)、数値的なことが言えないので、ただの感覚の話です。


今年も、頂上では、スイカのサービス。4切れくらい食べたかしら。鳥海山への登山口付近の湿原まで行ってみた。雲がかかって頂上は見えなかったけど、 気持ちがいい空間でした。

今回は、女子参加者の方とたくさんお話できたのも楽しかったです。エアロワンピの似合う1日目T.T.の勝者rosoさん。斜度計を自転車にとりつけている完全ヒルクラ仕様な、Fさん。東北地方のヒルクラに参加するとよく出会う皆様。



秋田は遠かったけど、行ってよかったな。
次は乗鞍。ちゃんと調整して、がんばろう。