(5) マーストリヒト〜ロッテルダム 8/15

今日のプランは、マーストリヒトユトレヒトを電車移動後、風車を見ながらオランダ自転車旅行を楽しむプラン。雨のため、毎日のように電車に乗っているけれど、本日は晴れでも当初から予定していた電車移動なのです。

明け方のマーストリヒトの街。

さて、オランダ国鉄の券売機は旅人にやさしくありません。英語モードもあってほら、自転車券とか犬券とか画面操作は判りやすいのに致命的問題がある!!

致命的問題とは、使えるのは、オランダローカルなPINカードとコインとMaestroカードのみなこと。事前の情報収集でわかっていたことだけど、駅中の券売機みてまわったけどやっぱりだめ。クレジットカードかお札が使えたならもっと早い時間の電車に乗れたのに。仕方ないので7時に開く窓口の前で待つ。日曜日は窓口は10時オープンでしたので日曜日に計画立てるなら事前購入するべし。私の前に並んでた旅人と、券売機の使い難さについて文句を言い合う。しかも、窓口で買うと1チケット0.5ユーロの追加料金がかかる。乗車券2枚と自転車券2枚を買ったので計2ユーロが追加。オランダ国鉄では、自転車券は1日6ユーロです(窓口で買うと6.5ユーロ)


今回乗った電車。

自転車券と自転車

朝食を駅で買いこんで乗車。リンゴのパック買った。あとサンドイッチとかパンとか。全部チーズ。ぶどうパンにまでチーズが挟んであって笑った。

ママチャリ数台が乗り込み混んで来たので、自転車詰める。ママチャリのお兄さんやお姉さん乗り込んで来て自転車エリアは満杯。

ドイツの電車も同じタイプだったんだけど、ここは自転車とか荷物とか置いて隣に座ってもいいよ席なのだ。普通の乗車席は別にあります。席をつぶして自転車おいている悪じゃないのよ。

こちらは反対ホームに停車してたローカル線。自転車マーク+車椅子マーク。

約2時間の旅でユトレヒトに到着。さて走るよ。オランダの自転車道は歩道に乗り上げるというような段差がないことが徹底している。これが走りやすい何よりの理由。ベルギーもフランスも街中の自転車道は走りやすくないことが多々あった。もうこれは都市デザインの問題なのだと思う。自転車道自転車道つきの車道しかないんじゃないかと思う。

信号機も専用。

水路に映る風車がきれい。

ボートハウスみたいなの。

高速道路横の自転車道も広々。

謎のサークル発見。




木々の木漏れ日の中を走るよ。

牛がたくさん。牛集合写真を撮ってる夫。ハイ、牛さんこっちみてね〜。

犬を連れている馬車が走ってるよ!

自家用馬車での散歩なのかしら。

え−、オランダ/ベルギーでは馬散歩に馬標識たくさんみました。あわせて、馬の糞を避ける技術も必要です。だってでかいし。

さっきの牛といい、サイクリングロード沿いの動物達はやたらとカメラ目線が得意。ゴメン食べ物はあげられないよ。

かぼちゃ屋敷だ。

水辺が美しい。湿地地点を通過。今日は天気がいいなあ。

ゴーダの街へ。商店街のバルーンもコーダチーズ。

ゴーダと言えばゴーダチーズ。水路に浮かぶゴーダチーズ。そして、お昼ごはんはゴーダチーズをばくばく。パンも買わずにチーズのみ。

ゴーダの街にも立派な聖堂がある。赤い窓枠の飾りつき。


風車見えてきた。しばらく大きめ写真が続きます。

オランダは水の街。サイクリングロードも川?を渡るのです。この渡し舟は道路の一部です。だって、Googleのルートも迷わず水路を渡ってくれるのよ。サイクリングコースもこの渡し舟?を渡る事になってる。0.6ユーロ/(1人+自転車)

また風車見えてきた。

等間隔に並んでる。

風車には風車守りが住んでいるらしいらしいよ。

風車地帯を抜けて、対岸に街が見えるよ。次はあの街ヘ行こう。

この風車の連なる地域キンデルダイクで、PBP(Paris-Brest-Paris1200km)に向かうというロシアからの参加者に出会う。私たちもPBPジャージを着ていたので声かけてくれたみたいです。ここまで説明していませんでしたが、今回の旅の私的ゴールはフランスですが、夫はその後でPBPに参加するのです。



さあ、今度はwaterbusで対岸へ渡る。

自転車乗せて出航。

ノアの方舟を発見!

水路の町ドルトレヒト(Dortrecht)

あとはロッテルダムまで走って、ロッテルダムの海辺のホテル Maritime Hotel着。船の写真がたくさん飾られてました。

オランダでビールを飲むなら、ハイネケン(しかなかった)。

ホテルのバーは、食べ物がほとんどない。到着したのが20時過ぎて夕食メニューがない。まずいバーガーしかない。隣のホテルに移動してやっとご飯にありつけました。プリフィックスコースのメニューでサーモンなどいただく。満足。

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うねうね走ってます。

http://www.bikemap.net/route/1229668
走行距離:136km

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◆旅の準備編

今日のコースは、Bicycle Touring Holland という本を参考に。

Bicycle Touring Holland: With Excursions Into Belgium And Germany

Bicycle Touring Holland: With Excursions Into Belgium And Germany


現地に行ってわかったことは、LF("landelijke fietsroutes = long distance routes")というオススメルート看板が自転車道に出ているので、LFのルートを辿るほうがより判り易いんじゃないかな、ということです。GPSルートもダウンロードできるし。写真がLFマークの看板(が含まれている標識)。一番上のがLFの看板で矢印に沿っていけばいい。一番下の〇数字の方は自分で作れる自転車ルートの分岐点ってやつでして。ヨーロッパの国はどこも緑の標識が自転車用ですね。


今回は、bikemap.netGPSのコースを作てっます。 Cycling Route を重ねるとすごい充実度で素敵。赤がLFという長距離のオススメコース。青はその他のコース。〇数字のポイントが分岐点になります。この番号をつないで自分のためのキューシートを作って走れば迷わないよ!って作りになっています。(※赤青以外のところも自転車走れます。高速はだめ)

bikemap.net、非常に残念なことに道なりモードで線を引いてもサイクリングロードには沿ってくれないのだ。車のことしか考えられてないんじゃん。内部的にはGoogleMapであってその辺対応できていないのかなあ。ルートナビだって、多摩サイ通ってくれないのと同じかな・・。


アンドロイドアプリ BikeNode 。 サイクリングコース(LFのコースとその他のコースと両方)がチェックできます。このアプリ現在位置も表示できるので、ナビみたいに使えそうだなあって思いました。もっとも今回海外つなぎ放題は契約しなかったので走行中に使うことはなかったけど。ホテルでWifiつないでいるときにコースチェックしたりしてました。(※画像はAndroidマーケットより)

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◆おまけ
ノアの方舟。帰国後調べたところ、どこかの資産家が作ってしまったらしい。